英検はいつから意識する?英語講師のリアルな考え

今回は、「英検はいつから受けるのがいいの?」
というよくある質問について、英語講師としてのリアルな考えを書いてみたいと思います。

「〇歳で英検〇級合格!」

そんな記事を見ると、
「すごい!うちの子もできるのかな?」
と思う保護者の方も多いと思います。

では、英検はいつから受けるのがいいのでしょうか?

英検5級は、一般的には中学1年生レベルと言われています。
ですので、小学生で5級に合格するのは十分すごいことです。

ただ、最近の英検ブームを見ていると、

「もっと小さい頃に受けた方がいいの?」
「うちは遅いのかな?」

と感じてしまう方もいらっしゃるかもしれません。

でも、英語講師としてお伝えしたいのは
「いつ受けるか」よりも「どう学ぶか」の方が大切だということです。


単語学習は「やり方」が大切

私が考える英検受験適齢期は、年齢ではなく、どこまで学習が進んでいるかを基準に考えます。

英検合格には、①単語 ②文法 の知識は必須です。
その力を空所補充や長文読解、リスニングなどで問われます。

王道ですが、単語学習は、コツコツと時間をかけて行う必要があります。

ただ、地道な単語学習も、やり方が大切です。
せっかく幼い時期に英検を受けるならなおさら、カタカナ読みの丸暗記で、とにかく合格だけを目指して詰め込みで単語を覚えるというのは、これから続く長い英語学習を考えると、遠回りです。

面倒でも発音を聞きながら音と文字のつながりを含めて覚えていくのがベストです。

一度単語を覚えるコツやフォニックスの知識がつながれば、その次の級からは、より早く英単語を覚えていけます。


コイッシュでの英検受験の目安

コイッシュは、小学生は5レベルのクラスがあります。

英検5級を受ける目安は、グリーンクラス終了時をお勧めしています。

グリーンクラスは、小学3年生(英語学習歴2年以上)が対象のクラスです。英検短期講座受講もグリーンクラスが終了した子たちからおすすめしています。

グリーンクラスでは、フォニックスの学習が一通り終わり、自分の力で単語を読むことができるようになる時期です。そのため、英検の単語を学習することで、フォニックスの知識も強化されることが期待できます。

また、文法も英検5級の範囲を終えるため、
◆文字と音のつながりが整い、自分で読める単語が増えること
◆文法の学習を終えるため、練習問題が無理なく取り組める
というのが基準になります。

コイッシュは、自学自習できる力をつけることを目標にしていますので、ご家庭で親御さんが横についていなくても自分で取り組める力を付ける目安がこのグリーンクラスです。


レッスンでの英検対策

通常のレッスンでは、特に英検対策をしているわけではありません。

ただ、テキストだけでは単語量は少ないので、語彙力強化を目標に、様々なアクティビティーやゲームで子供たちが楽しみながらみんなで覚えられるように工夫しています。

文法の習得も、例えば低学年向けに三人称単数という説明は難しいですよね。

でも、様々なアクティビティーを通して、楽しみながら学んでいくことで、「三人称単数」という言葉がまだ分からなくても、「He/She/It」が主語の時は動詞に「s」を付けるということはよく理解しています。


結局、いつ受ける?

コイッシュでは、年齢ではなく、
文法理解と読む力が育ってきたタイミングを基準にしています。

英検は「早く受けること」が目的ではありません。
英語を読み、自分で学べる力を育てることが大切だと考えています。

英検は、子どもたちの英語学習を加速させる
良い「ブースター」になります。

「急いで合格すること」ではなく
「正しい学び方を身につけること」

だと思っています。

時間がかかっても、

・英語の音を大切にする
・自分で読める力をつける
・意味とセットで理解する

この基本をしっかり押さえておくと、
その後の英語学習がぐっと楽になります。

この力が育ってきたら、英検を受ける無理のないタイミングだと思います。


次回は、
小学生の英検で意外と大切な「単語学習の考え方」について書いてみたいと思います。

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